初夏に向けて!快適な室内環境を作る断熱リフォーム
2025.05.09 (Fri) 更新
5月に入り、日差しも強まり、日中の気温がぐっと上がる日が増えてきました。
この時期から気になり始めるのが、家の中の「暑さ対策」です。
快適な室内環境を手に入れるためには、エアコンだけに頼るのではなく、家そのものの性能を高めることが重要です。
今回は、初夏に向けて取り組みたい「断熱リフォーム」について、わかりやすくご紹介します。
なぜ初夏に断熱リフォームが必要なのか?
断熱リフォームというと「冬の寒さ対策」のイメージを持たれる方も多いですが、実は夏の暑さ対策にも効果抜群です。
断熱性能が低い住宅は、外気温の影響を受けやすく、室内の温度が急激に上がりやすくなります。
その結果、冷房を強くかける必要があり、電気代がかさんでしまったり、室内の温度ムラによる不快感が生じたりします。
断熱リフォームを行うことで、
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外の暑さを遮断して室内温度を安定させる
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エアコン効率が上がり、省エネにつながる
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ムラなく快適な室内空間を実現できる
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室内外の温度差によるヒートショックリスクを軽減できる
といった多くのメリットが期待できます。
快適な初夏を迎えるための断熱リフォームポイント
1. 窓の断熱対策
家の中で最も熱の出入りが多いのが「窓」です。
実に約70%の熱が窓から出入りしていると言われています。
おすすめの対策は、
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複層ガラス(ペアガラス)への交換
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Low-Eガラスの導入
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内窓(二重窓)の設置
特に内窓設置は、既存の窓の内側にもう一枚窓を取り付けるだけなので、工事も1日程度で完了し、断熱効果をぐっと高められます。
見た目もスマートで、最近では防音効果を期待して設置する方も増えています。
2. 壁・天井・床の断熱強化
外壁、天井、床の断熱材が劣化していると、冷房効率が悪くなり、夏場の暑さを防ぎきれません。
築20年以上の住宅では、当時の断熱基準に満たない場合も多いため、リフォームのタイミングで断熱材の追加や高性能な断熱材への入れ替えを検討するのがおすすめです。
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天井裏に断熱材を追加
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壁に断熱材を吹き付け施工
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床下断熱材の新設または補強
これらを組み合わせることで、室内環境は大きく改善します。
3. 玄関ドア・勝手口ドアの断熱性能向上
意外と見落としがちなのが、玄関や勝手口のドアです。
古いアルミ製ドアは断熱性能が低く、夏場は熱気を室内に運び込んでしまうことも。
断熱性に優れた玄関ドアへリフォームすることで、玄関まわりの温度差を大きく緩和し、家全体の断熱性向上にもつながります。
最近では防犯性やデザイン性も高く、スマートキー対応の高性能ドアが豊富にラインナップされています。
4. 遮熱フィルムや外付け日除けの活用
「すぐに工事は難しい」という場合は、窓に遮熱フィルムを貼ったり、外付けスクリーン(オーニング)を設置する方法も有効です。
紫外線をカットし、室内温度の上昇を抑えることができ、冷房負荷を大きく軽減できます。
比較的低コストで取り入れられるため、まずはここからスタートするのも良いでしょう。
断熱リフォームに利用できる補助金・支援制度
2025年現在、各自治体や国の補助金制度を活用できるケースも増えています。
例えば、
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住宅省エネ2025キャンペーン
①先進的窓リノベ2025事業
②子育てグリーン住宅支援事業
③給湯省エネ2025事業
④賃貸集合給湯省エネ2025事業 -
各自治体のリフォーム支援補助金
などがあり、対象工事や申請条件を満たせば、工事費用の一部が補助されます。
リフォーム検討時には、補助金情報も一緒にチェックしておくと、賢くリフォームが進められます。
まとめ
初夏に向けた断熱リフォームは、暑い夏を快適に乗り切るための準備であり、同時に冬の寒さ対策にもつながる「一年を通して暮らしを快適にする」大切なステップです。
小さなリフォームからでも、確実に効果を実感できるのが断熱リフォームの魅力。
窓から始めるもよし、床や天井からしっかり手を入れるもよし。
ご家族のライフスタイルやご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。
「今年の夏は、エアコンに頼りすぎず、自然な快適さを手に入れたい」
そんな方は、ぜひ一度断熱リフォームを検討してみませんか?
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